谷津太郎先生の「キング・オブ ザ・ハスラー」です♪
4巻まで出てますが完結していません。
いわゆる打ち切りマンガです。
連載当時、映画「ハスラー2」の大ヒットもあってビリヤードブームでした。(正確には「ナインボール」ブームですが…)
当然、マンガでもナインボールを題材にしたものが数多く連載され、ヒット作も出ていました。
今回紹介する「キング・オブ ザ・ハスラー」もその中の一つですが、月刊少年マガジンで連載されていて、毎月欠かさず読んでいました。
主人公ヒロは高校生で、地元のプールバーで賭けゲームをしている
負けなしのアマチュアで、ひょんなことからラスベガスマッチ(ナインボールの世界大会)の日本代表トーナメントに出場することになり、そこで勝ち進んで日本代表となり、世界大会でも優勝するわけです。
物語としては、いったんそこで区切りを迎えるわけですが、その後、高校を卒業したヒロは、ラスベガスマッチ参戦時に彼女となってセレンのいるアメリカにビリヤードの修行に行きます。
そこで、セレンの本業であるアーティスティックビリヤードのパートナーとして大会に出場したところで未完となっています。
毎月楽しみにしていたマンガだったので、いきなりの打ち切りはショックでしたね…
実はこのマンガ、スリークッション(キャロム)の元世界チャンピオンである小林伸明氏が原案協力しています。
なので、他のビリヤードマンガのように、荒唐無稽な必殺技的なものがなく、純粋にビリヤードが好きな人が楽しめる内容でした。
そういう意味では、他のマンガに比べると派手さはありませんでしたが安心して読めます。
当然絶版本なので、古書店等で見つけるしかありませんが、機会があったら読んでみてください。