2本とも作者が宮田康宏さんで、エニックスのプログラミングコンテストの入賞作品のパッケージ化作品です。
「FANFUN」が最優秀プログラム賞で、「Zaxus」がその次のコンテストの優秀か入選だったと記憶しています… ちがったかな?
FANFUN(OP画面)
FANFUN(ゲーム画面)
「FANFUN」は上から落ちてくるボール(風船?)を扇風機で誘導して左右のポケットにいれるというゲームです。 風船の動きがとてもスムーズで、風力力学に基づいてシミュレートしていると当時の雑誌には書いてありました ( ゚Д゚)スゲー
Zaxus(OP画面)
Zaxus(ゲーム画面)
Zaxusは横スクロールのアクションゲームで、逃げ出した捕虜を敵基地に逃げ込まれる前に吸引ビームで捕まえて自基地に連れ帰るというものでした。
当時エニックス(スクエアと合併する前)は、年中”ゲーム・ホビープログラムコンテスト”を行い、アマチュア作品の製品化を行なっていました。
堀井雄二さんもこのコンテストにPC-6001用「ラブマッチテニス」で入選していますし、チュンソフトの中村光一さんもこのコンテストに「ドアドア」で優秀賞をとっています。
この「FANFUN」は最優秀賞なので、それ以上の評価だったということですな (*´ω`*)
PC-8001は本格的パーソナルコンピュータとして発売されましたが、この当時はスペック的にPC-8801等の他機種にグラフィックやスピードで遅れをとっていました。
グラフィックが160x100ドット デジタル8色、音はビープ音(ピーって鳴るだけ)というPC-8001でここまでのゲームが作れるというのは驚きでした Σ(´∀`;)
Zaxusは当時カセットテープ版を購入し、夢中になって遊びましたね♪
自分PC-8801mkIISRを持っていたにもかかわらず、PC-8001用のゲーム、しかもテープ版を購入したわけですから、それだけこのゲームを気に入ったということでしょう (*´ω`*)
ちなみにテープのロード中(数分間)、画面にロード中画面と操作説明画面が表示されます。
あ~懐かしい♪
またやりたいですねぇ… (´・ω・`)