シンキングラビットの名作「鍵穴殺人事件」です♪
PCゲームの媒体がカセットテープが主流だった時代、フロッピーディスクのみで発売されたアドベンチャーゲームです。
コマンド入力方式が全盛だった時代、言葉探しゲームとなっていたアドベンチャーゲームで本格ミステリーが出来たのです。
プレイヤーはロンドン警視庁のケン・ウィンストンとなって、殺人予告に備えるところからゲームがスタートします。
鍵のかかったドアの鍵穴から除くと主人が!!!!!
とまあ、当時はこんな感じの画面でした… 画面は線とペイントで描画されるため、1枚の画像を描くのにかなり待たされます。
しかもあっちこっち移動しなければならないので、そりゃあもう大変でしたよ♪
でも、この当時はワクワクドキドキしながら待ってられたんですねぇ~
それでも文字だけのアドベンチャーが多かった時代に、全て画面があるのはさすがにフロッピーディスクだと感動したものです。
あ、もちろん文字はすべてカカタカナですよ♪
自分は渋谷のマイコンショップで動作していたのをちょっとだけプレイしました。
今でこそローマ字入力なんてものがありますが、当時はキーボードのカナキーで入力していましたね。
その頃はキーボードを見ずともカナ入力できましたが、今じゃ無理ですな… (>_<)
ミステリーだけあって、このゲームは容疑者の尋問も出来ます。
「アリバイ ヲ キク」とか「ケツエキガタ を キク」とか入力するんですが、名詞+動詞での入力が殆どだったアドベンチャーで、助詞も受け付けてくれました。
(おかしな助詞でも受け付けてはくれましたが…)
死ぬまでプレイできないだろうなあと諦めていたのですが、10年ほど前に偶然オークションで手に入れることができましたのでプレイしてみましたよ♪
ええ、全然解けませんでした… (´Д⊂グスン
んでもってずーっと放置していたんですが、ネタバレサイトの力を借りて先日何とかクリアしました。
ググレば何とかなるなんて、ほんといい時代になったものです♪
やっとの思いでカギをあけたら、死んでいたはずの主人の死体がなくなっていたりして、物語は思わぬ展開を見せたりするわけですが…
シンキングラビットのアドベンチャーゲームはシナリオが秀逸で、自分は大好きなのですが、この作品もよく出来ていました。
ただし言わせてもらうと、ヒントがないと絶対解けないと確信しましたね…
当時自力で解いた人どれだけいるんだろう????