2012年3月17日土曜日

心に残ったゲーム(COMSIGHT)

テクノソフト「COMSIGHT」は当時としては珍しいプログラム作成型シミュレーション(?)です。

OP画面(タイトル)

シミュレーションと銘打ってますが、BASICに似た言語「BATTLE PROGRAMMING LANGUAGE(BPL)」で作ったプログラムを使って2台のタンクが戦うのを見ているだけです。

「BATTLE」で戦闘を、「CREATE」でプログラムを作成します。

BATTLE画面

実行中のプログラムは画面左下部分に表示されます。

ダメージが100になるとタンクが破壊されて終了となります。

タンクは数種類あり、シールド範囲が異なります。

OP画面(タンク特性)

CREATE画面

CREATE画面では、プログラムを作成し、実際にダミーを置いてプログラムの実行を確認できます。

もちろん実際のBATTLEでは相手もプログラムで動くわけなので、同じように動くわけではないですが、アルゴリズムの不備をここで確認できるわけです。

自分は参加していませんが、パソコン通信を用いた対戦や、テクノソフト主催のバトルコンテストなども行なわれていたようです。

今でこそ同じジャンルのソフトが多数ありますが、この当時は非常に珍しいものです。

ましてや、商業ベースのゲームとしてパッケージ販売するのは自分の知る限りこのゲームが初めてです。

テクノソフトは非常に技術力の高いソフトハウスで、特に3D系のゲームはCOMSIGHT以外にも多数あります。

それらの作品はまた機会に紹介しますね。