2012年3月20日火曜日

心に残ったゲーム(FANFUN / Zaxus)

今回は2本紹介します。 PC-8001用ゲーム「FANFUN」と「ZAXUS」です。

2本とも作者が宮田康宏さんで、エニックスのプログラミングコンテストの入賞作品のパッケージ化作品です。

「FANFUN」が最優秀プログラム賞で、「Zaxus」がその次のコンテストの優秀か入選だったと記憶しています… ちがったかな?

FANFUN(OP画面)


FANFUN(ゲーム画面)

「FANFUN」は上から落ちてくるボール(風船?)を扇風機で誘導して左右のポケットにいれるというゲームです。 風船の動きがとてもスムーズで、風力力学に基づいてシミュレートしていると当時の雑誌には書いてありました ( ゚Д゚)スゲー

Zaxus(OP画面)

Zaxus(ゲーム画面)

Zaxusは横スクロールのアクションゲームで、逃げ出した捕虜を敵基地に逃げ込まれる前に吸引ビームで捕まえて自基地に連れ帰るというものでした。

当時エニックス(スクエアと合併する前)は、年中”ゲーム・ホビープログラムコンテスト”を行い、アマチュア作品の製品化を行なっていました。

堀井雄二さんもこのコンテストにPC-6001用「ラブマッチテニス」で入選していますし、チュンソフトの中村光一さんもこのコンテストに「ドアドア」で優秀賞をとっています。

この「FANFUN」は最優秀賞なので、それ以上の評価だったということですな (*´ω`*)

PC-8001は本格的パーソナルコンピュータとして発売されましたが、この当時はスペック的にPC-8801等の他機種にグラフィックやスピードで遅れをとっていました。

グラフィックが160x100ドット デジタル8色、音はビープ音(ピーって鳴るだけ)というPC-8001でここまでのゲームが作れるというのは驚きでした Σ(´∀`;)

Zaxusは当時カセットテープ版を購入し、夢中になって遊びましたね♪

自分PC-8801mkIISRを持っていたにもかかわらず、PC-8001用のゲーム、しかもテープ版を購入したわけですから、それだけこのゲームを気に入ったということでしょう (*´ω`*)

ちなみにテープのロード中(数分間)、画面にロード中画面と操作説明画面が表示されます。



あ~懐かしい♪

またやりたいですねぇ… (´・ω・`)